現在開催中の秋の企画展「今晩なに食べる?~人のカラダは食べ物でできている~」では、
“昨日食べたもの”を出発点に、食べ物の選び方を見つめ直すことや、体と食べ物とのつながりを深く知ることを通して、「食」を考えるきっかけを提案しています。
“地域の食”を再発見してもらうコーナー「ろくとたべてる?」で紹介している地元農家さんと連携したイベントのひとつ「東村山で柿もぎ体験!」を11月1日(水)に予定していましたが、残念ながら中止することになってしまいました。
その理由は…
写真を見てお分かりになるでしょうか…?
10月23日に関東を通過した台風21号の影響で、実っていた柿のほとんどが落ちてしまったのです!
このイベントにご協力頂いていた水田園のご主人の落胆したご様子に胸が痛みました。
私たちが事前のご挨拶に伺ったのは、台風後のこと。
落ちた柿はすべて片付けられていましたが、多くの“へた”が残された枝の様子から、自然被害が農家さんに与える影響の大きさを改めて実感しました。
シーズンには一般の方々が柿狩りを楽しめる水田園。
台風の爪痕を一掃し整備された園には、伺ったこの日も数組のお客様が訪れていました。
かろうじて残った柿を1人でも多くの方に味わってもらいたい!というご主人たちの気持ちが伝わります。
実際、味見させて頂いた水田園の柿は、私がこれまで食べてきた柿の中で一番の甘さでした!
(個人感想です)
ご応募下さった参加者の方々もきっと楽しみにされていたことでしょう…。
十分に検討したのですが、また直後に台風22号の接近を控えていたこともあり、今回は中止という残念な事態となってしまいました。
また来年!柿もぎのシーズンを楽しみしています!
研究・交流グループ やの