多摩六都科学館では、館内の展示見学時に利用できるワークシートを新たに作成しました。
今回は、多文化共生推進プロジェクトの一環として、武蔵野大学しあわせ研究所との協働による多文化ルーツの児童等も想定した学習支援用ワークシートを作成しました。
令和4年度は武蔵野大学しあわせ研究所の支援を受けて更新しました。
以下、新しいワークシートの特徴を紹介します。
【新しいワークシートのポイント】
1.低学年向けと高学年向けのテーマ学習
●低学年向けは「自転車」をテーマに、利用者の知識や経験を館内の展示の体験とくみあわせて考えることで、科学と生活のつながりを発見することがねらいです。
●高学年向けは「月の暮らし」をメインテーマに、4つのサブテーマ(衣服・食事・住居・遊び)があります。利用者の知識や経験を館内の展示の体験とくみあわせて、地球と月の環境・現象と私たちの関わりを考えることがねらいです。
2.事前事後学習の導入
高学年向けは、来館前後の学習をセットで行うことを想定して作成しました。個人でもお使いいただけますが、サブテーマごとにグループで使用することをお勧めします。
3.成長するワークシート
留学生を含む武蔵野大学村澤研究室の学生たちと意見交換を行いながら企画を行いました。今後も、利用者の声を反映させながらより良いものにしていきます。
【ワークシート】
PDFデータによる配布です。ダウンロード・印刷の上、お使いください。
●低学年向け「自転車でつながる展示室」
●高学年向け「月での生活を考えよう」
※手引きと解説は現在作成中です。今しばらくお待ちくださいませ。
本ワークシートは、文化庁「令和3年度地域と協働した博物館創造活動支援事業」の助成を受けて作成しました。