旧東大農場において、生態調和農学や都市農業における栽培技術、市民が参加するまちづくりについて「農」を通じて、学び、体験するプログラム 「農と食の体験塾 大豆編」。
7月31日(月)に行った第7回では、大豆の開花や害虫の発生の状況確認と、草むしり・土寄せの作業を行いました。
以下、記録係の嶋川さんのレポートです。
【第7回 除草作業】
日時 :2018年7月31日 午前9時~10時
場所 :東大生態調和農学機構 圃場にて
内容 :除草作業
講師 :手島さん(東大生態調和農学機構) 他
参加者:約20名
◇前回から3週間経過して背丈は60㎝程になりました。水平方向にも成長した枝葉をかき分けないと畝間の土が見えないほどです。
多くの品種が花を咲かせているようです。上からは葉に隠れて良く見えませんが、紫色の小さな花が可憐です。(晩生なのか、未だ咲いていない品種もあります。)
茎に密生した白い産毛が枝豆を連想させます。(試食楽しみだな~。)
でも、虫に喰われた葉も目立ちますね。(カメムシかな~?)
◆除草作業
・まずは、 大豆よりも高く成長した雑草(アオゲイトウ)を根から引き抜きます。簡単に抜ける物もあれば、全体重をかけて引き抜かないとダメな強敵も居ました。
・次に、大豆に近い背丈の一見解り難い、株間に潜んでいる雑草類を腰をかがめて抜き取りバケツに入れながら畦を進みます。
↑これがアオゲイトウです
◆土寄せ
・台風一過の後でもあり、強風が通りぬけた跡なのか、もともと斜めに成長したのか定かでは有りませんが、横倒しになった株が1割弱ほど有りました。
・根本を出来るだけ垂直に起しながら周囲の土を寄せて自立させます。(傾きが極端に酷いものは、ポールを立てて補助した方が良いとも感じましたが、大豆君の自立に期待です。)
・酷暑の中、10~20分毎に木陰で休憩を採りながらの作業です。それでも大勢での共同作業で一時間程で終了。
※塾生の作業には無いけれど、東大の手島さんたちが私たちの目に見えないところで害虫駆除剤散布などに手をかけてくれていることに感謝です。(農業は気まぐれな気候や害虫やらを含めた自然相手に大変です。)それでも、収穫が楽しみです。
◇次回:3週後の8/21に有志による除草作業の予定です。