『子供に教えてあげられる 散歩の草花図鑑』/岩槻 秀明 著/大和書房
【私の一冊】石井/アテンダントグループ(総合案内、発券業務、団体予約受付管理など、科学館の窓口となる仕事をしています)
『子供に教えてあげられる 散歩の草花図鑑』/岩槻 秀明 著/大和書房
初夏の陽射しに誘われて、道端には色とりどりの花が咲いています。
本書のキャッチコピー「わざわざ遠出しなくても自然の不思議は近所にいっぱい!」は、まさに外出自粛中の今にピッタリだと思います。
この春、私が道端や庭先で見つけた花は、淡いオレンジ色のポピーのような花を咲かせる「ナガミヒナゲシ」、膝丈くらいで小菊のような黄色い花を咲かせる「ノゲシ」、ノゲシよりも茎が太く大きいのが「オニノゲシ」、地面を這うように三つ葉が群生している「カタバミ」など。
よく見かけてはいるけれど、名前の分からなかった草花。
名前や特徴を知ると草花を見つける楽しみも増えます。そして新たな発見があり、さらなる興味へと繋がります。
こんな時期だからこそ、足元の身近な草花に目を向けてみるのもいいのではないでしょうか。