『【カラー版】日本語大辞典』/梅棹 忠夫、金田一 春彦、阪倉 篤義、日野原 重明 監修/講談社
【私の一冊】木下/インタープリターチーム(展示室での解説・案内、館庭の自然情報の発信などをしています)
『【カラー版】日本語大辞典』/梅棹 忠夫、金田一 春彦、阪倉 篤義、日野原 重明 監修/講談社
科学の本といえば加古里子や安野光雅、薮内正幸も好きでよく読んでいますが、紹介したいのは辞書です。
子供時代の私にとって辞書は調べ物をするだけでなく、楽しい本でした。ページをめくれば知らない言葉がいっぱい。気になる項目を読むとそこに知らない言葉が、それを調べるとそのページには気になる写真が、その項目を読むと…この繰り返し。
次に何が出てくるかわからないワクワク感があり、とても楽しかったことを覚えています。知らないことを知る楽しさや、疑問を持つ⇒調べる⇒新たな疑問が出てくる⇒調べる、というのは科学にも通じるものがあると思います。
家にいる機会が多い今こそゆっくり辞書をめくってみてはいかがでしょうか。意外とハマるかもしれません。