『はたらく細胞』/清水 茜 著/講談社 SIRIUS KC
【私の一冊】上田/インタープリターチーム(主に展示室でご案内をしています)
『はたらく細胞』/清水 茜 著/講談社 SIRIUS KC
方向音痴だけど一生懸命な新人「赤血球」と仕事熱心で優しい「白血球」を中心に、細胞の働きや免疫のしくみなどをおもしろく学べる漫画です。TVアニメや映画も人気を博し、展示室2のからだの部屋にいると「はたらく細胞で見た!」という声が時折聞こえます。
この漫画で私が好きなところは、人体が大きな街や工場の様になっていて主人公たちがその中を動き回っているため、細胞や臓器の役割がとてもわかりやすいところと、背景などをよく見ると細かいネタが潜んでいるところです。一通り読んだ後でまた見直すと面白い発見があったりします。
また、たくさんの細胞たちの中でも特にマクロファージが好きです。普段はとてもきれいでおっとりしているお姉さんなのに、戦いになると笑顔でゴツい武器を振るって細菌やウイルスを薙ぎ払う、パワー系な彼女たちに魅力を感じます。力技でゴリ押しは正義!マクロファージ最高!!
読むと自分の体の細胞たちに「がんばれ!」や「いつもありがとう。」と感じます。
皆さんも健康には気を付けて、よく寝て・よく食べて・よく笑って細胞たちを応援しましょう!