2021年11月5日（金）～12月5日（日）の１ヶ月間、ミニ企画展「科学の本棚」の第二弾、「科学の本棚Ⅱ～科学と女性～」を開催しました。

今回の企画のきっかけとなったのは、フランス革命の時代の女性数学者について書かれた絵本です。社会制度や性別による差別によって数学への興味やその才能を封じられた主人公が困難を乗り越えていくお話ですが、性別や身分が理由で教育を受けられない状況は、残念ながら今この瞬間も、現実の世界に存在しています。
科学への興味や情熱を性別に関係なく伸ばし、開花させていくためには何ができるのか。
SDGs にある「ジェンダーの平等を実現しよう」、「質の高い教育をみんなに」という目標について考えるヒントとなるような約１００冊の本や絵本をそろえました。

web版「科学の本棚」でも特別寄稿第二弾として、多摩六都科学館とご縁のある研究機関・学校の女性研究者や先生方にご寄稿いただいた、若い人たちにぜひ読んでもらいたい「私の一冊」をご紹介します。

この場をお借りしまして、ご協力いただきました皆様に感謝申し上げます。

協力（順不同）：
中村桂子先生
東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構（IPMU)
自然科学研究機構生理学研究所（NIPS）
東京大学宇宙線研究所（ICRR)
東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構（ISAS）
東京学芸大学
武蔵野大学
自由学園
自然科学研究機構国立天文台（NAOJ）
情報・システム研究機構国立極地研究所（NIPR）
国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）
高エネルギー加速器研究機構（KEK)

※寄稿いただいた「私の一冊」は【特別寄稿】のカテゴリ―から見られます